藤井建設株式会社 - 愛知県西尾市

そんな父から社長のバトンを引き継いだのは、平成9年。私が47歳の時でした。

創業当時は一般的な土木工事全般を請け負っておりました藤井建設ですが、
その頃には仕事の9割以上が橋梁床版工事、いわゆる「橋」をつくる仕事となっていました。
地域と地域を繋げる、まさに「日本全国の橋渡し」が私たちの事業の柱です。
 
藤井建設の持っている技術力、正確さとスピードが評価されるようになり、良い評判は広がるもので、
特にこの40年は公共工事の仕事を中心に安定した業績を保って参りました。
これはひとえに、社員の皆、それからパートナーとも言える職人の皆さんたちのおかげです。
 
土木業界は、人が財産です。
豊富な人材が集う、プロの集団を作っていく。それが社長である私の一番の務めでもありました。
これから10年後、20年後、そして50年後の藤井建設の未来を見据えた時、最も大切なのは「人財」です。
一人でも多くの若者が、この仕事に魅力を感じ、「自分も日本全国の橋渡しをしたい」「地図に残る仕事がしたい」と思ってもらえれば、
これほど嬉しいことはありません。
 
次世代へのバトンタッチ。それが私の社長としての集大成となる仕事です。